ミコトの戯言

エグゼの構築等

ミコトのよもやま話 ~第①回「アンインストール&エレキドラゴンL」~

【はじめに】

このシリーズでは僕の個人的に気に入っている改造カードやチップ,コンボ等を紹介していこうと思います。

あくまで自分の個人の意見,主張なので結果が伴わなくても責任は取れません。

しかし、個人的にはもっと広く評価されて良いと思うものたちを紹介していきます。

他の同じ役割を持つ改造カードやチップと違い、これらを使った時に得られるメリットや使い方、採用しやすい構築等を書こうと思います。

 

第①回目は

【アンインストール&エレキドラゴンL】

 

大前提としてエグゼ6において、「アンインストール」というチップはとても大きな役割を持っています。

相手のアンインストールが付与されたチップに被弾すると

こちらのエアシューズ,フロートシューズ,スーパーアーマー,採用している場合はB+←コマンドがはく奪されます。

当然スーパーアーマーが消える為、相手の大半のCSやチップなどに被弾する度にこちらは仰け反りを取られ行動が一時キャンセルされます。

また基本的にエグゼ6のマスターズでは必須級のエアシューズも無いためこちらエリアに穴が開くと移動範囲が制限されます。

このアンインストールは強力な反面、単体では使用できず、必ず無暗転のチップに付与して相手に当てることでその効果を発揮します。

このことを踏まえて、今回僕は【アンインストール&エレキドラゴン】の魅力を紹介していきたいと思います。

 

まず最初に【アンインストール】についての説明を。

先程から書いているとおり、多くの構築で採用されている【アンインストール】というチップ。エグゼ6ではアンインストールはコードが「G,L,R」の3種類存在します。

この中で最も多くの構築に採用されているのがコードGのアンインストールです。

コードGが採用されている理由はもちろん明確に存在します。

それは軽く明記すると

1.コードGには良くアンインストールのお供で採用されるノイズストームやドラゴン系チップ以外にも「バブルスターG」,「エアホイール1G」等といった無暗転の中でも攻撃範囲が広く、かつ相手が回避しずらいチップが多く存在している。

2.「マシンガン1*」や「トリプルシュート*」といったチップは自身がコード*のためアンインストールのコードは特に問わないが、他のコードで採用するならコードGを入れればメイン火力に据えやすい「グランドマンSP G」が採用できる。

といった理由で

「他のコードで明確に採用したい理由がないならとりあえずコードGで採用しよう」

という感じで多くの構築ではアンインストールが採用される場合はコードGが大半です。

他のコードで採用する明確な理由とは

例えば「PAの【サンアンドムーン】を使いたいからコードRを採用する」

といったものが挙げられます。(【サンアンドムーン】が発動できるのはコードRのみ)

 

 

次によくアンインストールのお供に選ばれるチップの説明を。

 

先ほども少し書きましたが、アンインストールを付与するお供チップとして多く採用されているのは

「マシンガン1*」,「ノイズストームG」,「~ドラゴン系」です。

得に多く採用されているのが「マシンガン1*」,「ノイズストームG」です。

まずはなぜこれらが多く採用されているかお話します。

マシンガン

カーソル系のため相手が罠チップを使用している場合でも罠を貫通して当てることができる。

またそれなりの発生スピードがある上に攻撃判定が長く、相手は9発のマシンガンを全て避けきらなければならないため、回避がし辛い。

ノイズストーム

風系のため、相手がバリアやオーラ状態の場合でもバリア等を消した上からヒットさせられる。

先述のようにグランドマンSPと同じコードであり、自身も多段ヒット系でかつ単体使用でも中々の火力を持つ。

といった具合でこの2種類は相手のアンインストール被弾を防ぐ防御チップを1種類無効化できるメリットがあり、多くのネットバトラーから支持を得ています。

次に多いドラゴン系、特に「ウッドドラゴンG」,「ヒートドラゴンG」はマシンガンやノイズストームのように防御チップに対しては何も無効化できる手段はありません。

しかし、ウッドドラゴンは相手のエリアを強制的に草パネルにできる(相手のホーリーパネルを打ち消せる)効果を持ち、他にもVer.グレイガのメインクロスであるエレキクロスを解除したり、マスターズではかなりの数がいるエレキボディに対して2倍のダメージを取れるチップです。

ヒートドラゴンは相手がトマホーククロスでステータスガードを後付けしてきた場合にクロスを解除することができます。

またこちら側にメリットになる地形(こちら側のホーリーパネル,相手側の氷パネル等)を書き換えようと使用したエレメントマンの草パネルを利用して火力を伸ばすことができます。

またドラゴン系の共通点として多くの構築で採用されているアンインストール付きマシンガンが下側からの攻撃判定に対して、ドラゴン系は上からの攻撃判定のため隙をつきやすいというメリットもあります。

 

さてここからは僕がおススメしたいアンインストール&エレキドラゴン(以下アンインエレキドラゴン)の説明を。

まずこのアンインエレキドラゴンを採用するメリットを。

先ほどからの説明でも書きましたがドラゴン系は相手のバリアや罠を無効化する手段は単体では持ちません。

しかし、それなら持たせれば良いんです!

別に「アタック+」系チップをつけるとかではありません。

エレキクロスには無暗転の電気系の火力を無条件に+50してくれる能力があります。

エレキドラゴンの単体火力は150、ここにエレキクロスの強化が加わると200になります。つまり、相手のドリームオーラやバリア200を消し飛ばせます。

これがアンインエレキドラゴンのメリットのその1です。

そしてふたつめにして最大のメリット、それはエレキドラゴン自身の効果です。

エレキドラゴンの効果は相手に150のダメージを与えるドラゴンを相手目掛けて縦2列に出現させます。そして、ドラゴンが通ったパネルはヒビになります。

ここで上の方で説明したアンインストールに被弾した場合に起こることをもう一度

思い出してください。

そう、アンインストールに被弾するとエアシューズがはく奪されます。

つまり相手は被弾した瞬間にエアシューズを失った状態でヒビパネルの上に立たされます。ヒビパネルから動いたら穴パネルになり、自分の移動範囲が極端に減少します。

もちろん動かないという選択肢は存在しますがアーマーが外れた状態でB←のコマンドを失っては相手の攻撃をまともに食らい続けるサンドバック状態になります。

つまり、アンインエレキドラゴンは相手がテングクロスやVer.ファルザーのビーストアウト状態にない場合、被弾させただけで相手の移動範囲を大きく制限し、かつアーマーも奪い去るというとんでもない爆アド状態を生み出します。

移動できない相手に一方的にCSを打ち込む、暴発バスターの雨を降らせるといった展開が起こる可能性が一気に広がります。

さらにエレキドラゴンは2枚採用可能なため、2枚を同ターンで選べば相手のバリアのケアもできてさらにヒビパネルを巻く、さらにアンインストールを当てて移動制限といった展開も容易に起こります。

他にもアンインストールを当てた後に相手エリア中央を分断する役割で使用されるマグナムとも唯一同コード(コードL)が存在するのもメリットのひとつです。

 

反対にデメリットや他のコードに劣る点として明確なものも存在します。

他のコードG,Rとは違いコードLにはナビチップが存在しません。

コードGにはグランドマン系やコードRにはロール系がありますがコードLにはなく、

例えば「チップ破壊等で相手が防御を使い切ったカスタム間際にダメ押しの高火力2倍ナビチップをぶち込む」といった芸当ができないです。

 

採用しやすい構築としては

CSバルカンやコーンショットのようなアンインストールを当てた後に相手の移動を制限してひたすらCSを当てまくり火力を伸ばしたい構築

CSバブルやCSチップ破壊といった一方的にハメることを目的とした構築

あたりでしょうか

 

このように当然ながら広く採用されていないようにメリットのみ存在しているわけではありません。

しかし、個人的にはとても採用価値がある組み合わせと思ってちょこちょこ様々な構築に採用してます。

もし気になった方は採用いかがでしょうか。