ミコトの戯言

エグゼの構築等

ミコトのよもやま話 ~第③回「改造カード【モモグラン】」

第③回目は【モモグラン】です。

 

         

 

このカードの特徴はまずなんと言っても6MBという低容量なところです。

つまり、このカードを主軸に添えて構築を考えるというよりも余った枠にこの角カードを入れるという使い方が基本になります。

しかし、このカードを採用する際には気を付けなければならないとても大切なことがあります。

そのあたりも含めてお話していきたいと思います。

 

さて、まずは画像でも挙げていますがこのカードの内容は

容量6MB

HP-70

Bためインビジブル

ラッシュサポート

です。

 

この中で先ほどお話した気を付けなければならない点は

「Bためインビジブル

です。

エグゼ6のマスターズの対戦ルールにおいてこのBためインビジブルを使用することは禁止になっています。(無制限ルールを除く)

つまり、このカードを使ってCSをインビジブルに変更して戦うことはできません。

ここで注意したいことは

【Bためインビジブル】が禁止であるだけで、このカードの採用は禁止ではない

ということです。

つまり、他のカードを後からリードしてCSを変更していれば問題なくこのカードも使用できるのです。

それを踏まえるとこのカードの基本的な使い方は

6MBの容量を割けばナビカスにラッシュサポートを入れずとも対戦でラッシュサポートを使える

ということです。

とは言ってもラッシュサポート自体もナビカスでそれほど大きなスペースを取るものではありません。(黄色パーツで2マス)

 

            

 

さらに言えばこのモモグランの6MBが入る余裕があるということは

みんな大好きココロバグと開幕ステータスバグを付与できるナイトメア(5MB)も採用できるということです。

 

つまり、取り立てて積極的に選択肢に入るカードではないということご理解頂いた上でお話していきたいと思います。

 

モグランのお話をする前に先ほどお話したモモグランのライバルともいえるカードであるナイトメアが持つアビリティについてお話したいと思います。

ナイトメア

容量5MB

HP+20

ココロバグ

ステータスバグ Lv1

これがナイトメアのアビリティです。

HP+20は言うまでもないでしょう。ここではココロバグとステータスバグのことについて触れていきたいと思います。

ココロバグは自分側ロックマンのココロウィンドウが怒り,もしくはフルシンクロ状態の時にチップを使うと威力が2倍になるという仕様を使うために採用されるものです。

時間経過でココロウィンドウが通常,不安,怒り,フルシンクロの中でランダムに変化します。

つまり、普通に使おうとしたチップを2倍で打つことができるかもしてれないアビリティです。

主にクロスやビーストアウトを用いずに戦う戦法で採用されますが、クロスを使用する構築でも容量に余裕がある場合は採用されます。

(クロスやビーストアウト中はココロウィンドウが変化しない為)

ステータスバグは対戦開始直後にランダムで無敵,インビジブル,混乱,盲目状態が与えられます。(Lv1は5秒,Lv2は10秒)

これがステータスガードを持っている構築でも必ず発生する状態異常になります。

ちなみに初ターンにクロスやビーストアウトを使用すると無敵は削除され、残りの3つのうちどれかが与えられることになります。

 

というナイトメアですが、正直に言うと普通に考えても別にデメリットがとても大きいわけではありません。

強いて上げれば開幕に盲目や混乱が発生するくらいですが、5秒間のみです。

その間にアンインストール等を被弾することも可能性としてはありますが、逆に言えば相手も開幕は無敵かもしれないと考えて初ターンの手元に来ていたとしてもチョイスしていない可能性も十分にあります。

さて、そんなナイトメアですが、クロスやビーストアウトを開幕から使用する構築だとステータスバグは不利な3択を迫られ、ココロバグは消滅している状態で使用することになります。

ステータスバグは5秒で消滅し、クロスは相手に解除されないとココロバグは復活しません。

相手に解除されるといっても解除には弱点攻撃を喰らう必要があるので基本的には大きなダメージと交換でココロバグが復活するということになります。

つまり、ナイトメアというカードで得られるアビリティをそれほど生かせていないことになります。

そんな時に思い出して頂きたいのがモモグランです。

先ほど書いたようにモモグラン本体には取り立てて付与させたいアビリティがあるわけではありません。

しかし、モモグランにはラッシュサポートがあるため、言い換えるとナビカスを2マス空ける(コマンドライン1マスを含む)効果があるのです。

つまりどういうことかというと、モモグランを採用することで組みたかったナビカスが組める可能性があるということです。

これは一例ですが、モモグランを採用してこのナビカスを組むと

アタック 5

チャージ 5

カスタム 1

アンダーシャツ

スーパーアーマー

HP 1200

を入れることができます。

このようにあくまで可能性が出てくるだけで実際にモモグランにした方が最終ステータスが上昇するということではありません。

 

しかし最初からバグシュウセイを使用することを前提にした構築ならば使用した時点でココロバグは消滅しますし、、ステータスバグは時間経過で消滅します。

クロスを最初から使用する構築も開幕の無敵がなくなりインビジブル,混乱,盲目のどれかが発生するステータスバグが起こるだけになります。

さらにクロス使用時はココロバグの恩恵は得られません。

つまりナイトメアを採用する理由があまりないということになります。

もちろんクロスを使う構築でも初ターンはノーマルロックマンで戦うのは大いに選択肢にある動きなので一概にクロスを使うなら採用理由が少ないとはなりません。

しかし、一度構築を作る際に検討してみてはいかがでしょうか。

もしかしたら入れたかったナビカスが入ることもあるかもしれません。

 

【注意】くれぐれもモモグランを採用する際にはCSを変更して別のCSを使って下さい。

レギュレーションは守りましょう!