ミコトの戯言

エグゼの構築等

ミコトのよもやま話 ~第②回「改造カード【ツインズ】」~

第②回目は改造カード【ツインズ】

 

         

 

まずはじめにマスターズの構築で良く耳にする「チップリカバリー」の

アビリティを持つ改造カードは大きく2枚

カカジーとトトポールです。

この2枚の説明からしたいと思います。

 

カカジー

容量14MB

エレキボディ

CSドールサンダー

チップリカバリー 30

バスター空打ち 1/4

CS暴発 1/8

 

トトポール

容量13MB

ファイアボディ

メガフォルダ+1

チップリカバリー 40

カスタムHPバグ Lv1

 

という効果を持っています。

ちなみに今挙げたカカジー,トトポールと今回取り上げるツインズ以外で

チップリカバリーのアビリティを持つカードは

サンダーマン リカバリー量10 36MB

ヤカーン リカバリー量20 15MB

があります。

それぞれチップリカバリー以外のアビリティもあるため構築によってどれを選択するか選ぶことができます。

 

さて、なぜこのカカジーとトトポールが採用される率が高いかというと

単純に回復量が多いこと

容量が低容量なこと

が挙げられます。

またカカジーにはこれらのカードの中で最も扱いやすいCSドールサンダーが

トトポールには唯一メガフォルダ+1が

採用すると一緒に使用できることも大きなメリットです。

 

しかし、ツインズにも他のチップリカバリー持ちのカードと比べて圧倒的なアドバンテージがあるのです。

今回はそれを紹介したいと思います。

さて、一番上に画像を掲載している通り

ツインズのアビリティは

HP+100

アタック+1

CS追加効果オフ

チップリカバリー 20

 

です。

 

気が付きましたか。

チップリカバリーをつけようと採用するともれなくアタックも+1されるのです。

よく対戦で見かけるシュウセイバスターやCSバブル等

アタックを10にすると大きなメリットがあります。

まずバスターを打つだけで相手のカワリミを剥がすことができる

単純にCSや暴発バスターの火力が伸びる

といったことが挙げられます。

これらを目指してアタックを10にするのですが、マスターズにはカードに採用限界に

容量の問題があり、アタックを+3してくれるスナームやジーラを採用し、

さらにバスターやCSに追加効果を付与するカードを選択しようとしたら選択肢がほとんどありません。

その上マスターズでまともに勝ちに行くためにはほぼ必須の

チップリカバリーやエアシューズ等も入れなくてはならないわけですから。

そのためどこでアタックが10になってない部分を補うかというと

チップのバスターアップを足らない分だけ使用し、改造カードの方で追加効果を付与させます。

 

このバスターアップですが、アタックを上げてくれる優秀なチップではあるのですが、当然バスターアップを採用するくらいなら他のチップ(単純にコード*のエリア系やラケット*等)を採用したほうが強いに決まってます。

だってできれば改造カードで追加効果もアタックの性能もマックスにしておいて

最初から戦うことができないから妥協しているわけですから。

 

そんな時にふとツインズのことを思い出してください。

ツインズは唯一チップリカバリーを付与させつつ、さらにアタックを+1してくれます。

バスターアップ1枚分フォルダが空きます。

しかもついでにHPを100上げてくれるオマケつきです。

とても優秀です。

 

しかし、そんなツインズにもデメリットはもちろん存在します。

アビリティのCS追加効果オフは先にツインズをリードすればエグゼの仕様上何も問題ありません。

しかし、チップリカバリーが20しかないことはなかなかに大きな問題です。

ツインズを使った構築でフルにチップを使った場合の回復量は20×30で600です。

これはなかなかに少ないです。

グレイガを食らったらなくなる量です。

さらにもうひとつ個人的に大きな問題と考えているのは改造カード「サテラ」との相性の悪さです。

サテラのアビリティは

容量8MB

ラピッド+4

エアシューズ

カスタムダメージ 20

です。

低容量でラピッドとエアシューズが付く優秀なカードですが、

最後にあるカスタムダメージの数値を見てください。

そう、カスタムダメージが20入ってしまうのです。

つまり、サテラを採用するとツインズのチップリカバリー1回分が毎ターンカスタムに入る度に削られます。

先述のようにフルでチップを使った場合の回復量が600

仮にサテラを採用してファイナルターンまで戦った場合のカスタムダメージは280

ほぼ半分は打ち消されます。

そしてサテラは優秀はカードですので(エグゼ6ではエアシューズをナビカスで入れるのは大変コスパが悪いためサテラを採用することは極めて多いです)ツインズと天秤にかけた場合サテラを選択することはかなり多くの場面でみられるでしょう。

あまり皆さんは気にしないかもしれませんが僕はなぜかここに大きな引っかかりを覚えてしまいます。

 

しかし、安心してください。

ようはこの2枚の改造カードを両立しない構築でアタックを10にしたいなら大いに採用価値はあると思います。

僕が特におススメしたいのはCSチップ破壊への採用です。

CSチップ破壊構築に必要な改造カード「スワローマン」にはエアシューズを付与する効果も入ってます。

スナームやジーラとツインズを採用してナビカスでアタックをマックスにすれば

バスターアップを1枚採用するだけでアタックを10にすることができます。

他にもシュウセイバスター構築のように途中でバグシュウセイを使用することが前提の構築ならばバグシュウセイを使用すればサテラのカスタムダメージが消滅するので相性はいいかもしれません。

 

反対に明確に相性の悪い構築はアタックを上げる必要性が全くない構築(クロスを使用しないCS変更系各種)です。

これらはツインズを採用する容量があるならツインズよりも低容量のトトポールやカカジーを採用したほうが回復量が増える為ツインズとの相性は悪いです。

 

このように当然すべてにおいて他のカードよりも優れているわけではありませんが

構築によっては普段

「とりあえずトトポールを入れて、残りナビカスでアタック上げて足らん分はバスターアップ入れよ」

となっている構築も場合によってはツインズが解決してくれるかもしれません。

もし気になった方は採用いかがでしょうか。